鉄分の不足と過剰
鉄は私たちの体の中にはなくてはならない元素です
不足すると貧血を招いてしまうので
食べ物からこまめに摂取しなければなりません。
逆に肝炎などの患者さんにとっては、
鉄分の取りすぎにも注意しなければなりません。
「貧血」は血液1dlの中のヘモグロビンが
12g未満の状態のことをいいます。
そして40代の女性の25%実に4分の1の人が
12g以下で貧血状態だそうです。
鉄分が足りなくなると赤血球に含まれるヘモグロビンを
十分に作る事ができなくなります。
ヘモグロビンは全身に酸素を送る役目があって
足りなくなると体が酸素不足になり
疲れやすくなったり、動悸や息切れが起こったりします。
鉄分が体から失われる原因の一つが月経です。
ですから20代から40代の女性では貧血が多いけれど
閉経後の50代以降になると貧血の人の割合がぐっと下がります。
厚労省は月経のある女性は日に10.5gの鉄分の摂取を
推奨しています。
ですが、普通に食べると多くて日に8~9mg程度。
なので鉄分の多い食品を意識して食べないと
10㎎を超えません。
鉄分を多く含む食品の代表例は、肉や魚の赤身やレバーなどの内臓。
シジミやアサリなどの小さな貝類や、煮干をはじめとする小魚も
食べるときに内臓と一緒なので鉄分を多く含みます。
これらは「ヘム鉄」と呼ばれ腸から吸収しやすいのです。
ダイズなどの豆類やほうれん草、小松菜などにも鉄は多く含まれますが
「非ヘム鉄」と呼ばれ吸収しにくいので、ビタミンCや動物性たんぱく質
と一緒に食べると吸収されやすくなります。
腸で吸収された鉄は肝臓に運ばれて蓄積されます。
健康なら十分にたまるとブレーキがかかりそれ以上たまらなくなりますが
C型肝炎などの疾患がある人はブレーキがきかずに過剰な鉄分がたまり
反応性の高いフリーラジカルを作り、細胞やDNAを傷つけたりするので
摂取には注意が必要です。
手足の冷えが激しい方、お風呂に入ってもすぐさめてします方
立ちくらみによくなる方。そういった方は鉄欠乏性貧血の予備軍なので
今からしっかり鉄分を取って、貧血にならないようにしましょう!ヽ(^o^)丿
いんちょー
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